レックウザメガバトル大阪大会に惨敗する
2015年6月1日 公式大会 コメント (2)
レックウザメガバトル大阪大会で、ライチュウクロバットランドロスを使用して予選敗退だった。序盤に十分に展開できず、有利だと考えていた白Mレックウザ系に2回敗北した。また大会結果としては不利なガマゲロゲ系・格闘系が多く入賞したので、これらの使用者が多かったなら、デッキ選択を誤っていたかもしれない。
〜もくじ〜
・デッキの使用理由
・デッキリストと説明
・対戦レポート
・結論
【デッキの使用理由】
大阪大会を除くレックウザメガバトル4大会のAB両リーグの入賞デッキタイプを集計した(画像上段中段のグラフ参照)。AリーグとBリーグで偏りがあるが、入賞数の多いデッキは、ライチュウ系・ガマゲロゲ系・ライボルト・グラードン・イベルタル・白Mレックウザ系。
この中で、ガマゲロゲ系は”ほぼ確実に負ける”グラードンが環境に存在するのでリスクの高い選択。一方、グラードンは不利な相手がドンファン・ビリジオンゲノセクト・ギギギアル・アギルダーオーロットなど、環境に多く存在しないデッキなので安定したマッチアップが期待できるため最もリスクが低い。次点でリスクが低いのはライチュウリーフィア。ライチュウでは厳しいガマゲロゲやアーケオスに対して、特性「エナジーしんか」から進化できるリーフィアという有効札があり、それはグラードンに対しても有効。しかしグラードンが苦手とするドンファン・アギルダーオーロット(ビリジオンEXが入っていれば話は別だが)に加えて、ライボルト・ランドロスクロバット・ギルガルドEXに苦戦するかもしれない。ライボルトは入賞数の多いデッキの大半に有利だが、グラードンを相手にすると厳しい。他のプレイヤーが上記のように考えてグラードンやライチュウリーフィアを使用するなら、アギルダーオーロットはデッキ自体の安定性が低すぎるので使用できないが、ドンファンは使用候補になる。しかしガマゲロゲ系は確実に一定数存在するので使いにくい。
実際は、資産の都合上グラードンは使用できなかったので、ライチュウクロバットランドロスを使用した。入賞数の多いデッキを相手にしたとき、ライチュウ系には有利で、不利な相手はガマゲロゲ系・ライボルト・ドンファン。不利な相手に対しても、ガマゲロゲ系には初手でハチマキかバングル付きピカチュウを複数準備することで、ライボルトにはダストダスを処理することで、ドンファンにはクロバットシェイミAZ主体で戦うことで、ある程度粘ることができる。ガマゲロゲとドンファンはリスクの高い選択だし、ライボルトはグラードンとのマッチアップを考えると使いにくいから使用者は多くないと判断して、使用者が多いままであろうライチュウ系に有利なこのデッキを使用した。
【デッキリストと説明】
「ライチュウクロバットランドロス」 BW1-XY6
4 ピカチュウ(ほっぺすりすり)
4 ライチュウ(エレキサークル)
4 ズバット(フリーフライト)
3 ゴルバット(こっそりかみつく)
2 クロバット(とつぜんかみつく)
3 シェイミEX(セットアップ)
1 ジラーチEX
1 ランドロスEX
(ポケモン 22)
4 スカイフィールド
4 ハイパーボール
2 レベルボール
1 ポケモン通信
2 ちからのハチマキ
1 シルバーバングル
1 せいなるはい
1 ポケモン回収サイクロン〈ACE〉
(グッズ等 16)
4 プラターヌ博士
2 アクロマ
2 フラダリ
1 N
1 AZ
1 フラダリの奥の手
3 バトルサーチャー
(サポート等 14)
4 基本闘エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
(エネルギー 8)
コンセプトは、クロバットラインでダメージを乗せながらライチュウのエレキサークルで攻撃すること。スカイフィールドを置いてベンチに8体並べて、ハチマキ込みで180ダメージ(バングルなら190)。これにクロバットラインの特性効果を加えながら相手の(メガシンカ)EXポケモンを一撃で倒す。もし一撃で倒せなくても、回復されなければ後々クロバットラインで倒せる。また、ランドロスとクロバットラインの組み合わせでベンチに50、60ダメージを与えるランドロスクロバットの動き、シェイミのスカイリターンでクロバットをバトル場に出して次のターンAZで回収し、シェイミでドローしていく動きと様々な戦い方ができる。
各カードの説明。
1 ランドロスEX
雷抵抗を持つので、通常のライチュウの攻撃は1回耐える。これで2枚サイドを取れば、サイド的に得はしていないが、失うエネルギーが基本闘エネルギー1枚と少ない上、ダブル無色エネルギーを温存できる。
4 ハイパーボール
シェイミと組み合わせると手札を減らしながらドローできるので相性の良いカード。
1 ポケモン通信
ポケモンのカードが多いので腐りにくく、プラターヌで進化カードをトラッシュする前に山札に戻す使い方が可能。
1 せいなるはい
ハイパーボールとシェイミで手札をトラッシュしながら展開していくため、進化カードを山札に戻すカードが奥の手以外にもあると、使うサポートの制限を受けにくくなる。
1 ポケモン回収サイクロン〈ACE〉、1 AZ
主にシェイミ、クロバットを回収し、ドローやダメージに繋げる柔軟性のあるカード。
4 基本闘エネルギー
多すぎて手札で腐る場面が多い。しかしデッキとしてガマゲロゲ系への耐性が低めなので、多めに採用。
サイドボードの紹介。
ガマゲロゲEX
不利なドンファン相手に有効なカードだが、1枚ではグッズロックを長く継続できないので効果は高くないと判断。
タマタマ(ぞうしょく)
スカイフィールドを割られたあとに展開できるが、せいなるはいを採用しているため、ベンチの頭数が足りない問題は起きにくいため優先度は低い。
みがわりロボ
採用しているデッキリストも見たが活用の仕方が不明だった。
しんかソーダ、ミツル
役に立つのは、ほぼ厳しいタイミングでアーケオスを立てられた場面だけであり、それ以外では役に立ちにくい。
【大会レポート】
権利は持っていなかったのでラストチャレンジから参加。
ファーストステージ
vsライチュウクロバット⚪︎
序盤相手の方が展開が良くサイドを先行されるが、Nを使ってから相手がサポート事故を起こしている間にランドロスで攻撃し続け、相手が投了。
vsシンボラー⚪︎
相手のベンチが並ばず先2のエレキサークルで終了。
セカンドステージ
vs白Mレックウザチルタリスライチュウ×
初手で進化カードを多く引いてしまいNを使ったために展開が悪く、チルタリスも出ていたのでMレックウザを一撃で倒せない。終盤、残りサイド5:2でNを使うがパソコン通信からフラダリを使用されてベンチのEXを倒された。
ファーストステージ
vsサザンドラダークライ×
中盤まで有利に進めるがアクロマのドロー数を誤り、山札切れ。
vs白Mレックウザチルタリス×
序盤の展開が悪く、ピカチュウやズバットがあまり並べられない。その間にライチュウを倒され続け、アタッカー切れで投了。
【結論】
予選敗退。ライチュウ戦では、ランドロス採用によるライチュウ対策のデッキコンセプトが機能した。一方、白Mレックウザには有利と考えていたが、序盤に十分に展開できずに負けるゲームが2回。展開が遅れて一撃で白Mレックウザを倒せない間にフラダリやキャッチャーでサイドを取りきられたり、アタッカー切れにされたりした。サイドイベントでは8戦して全て十分に展開できて勝てたので一概には言えないが、もし序盤の展開力が不足しているなら、せいなるはいと基本エネルギーを抜いて、シェイミと、ボール系かメタモンを増量する。白Mレックウザに対してはチルタリスを倒すプランもあるがそれが有効なのかは不明。
大阪大会の結果としては、AB両リーグでガマゲロゲ系3・ライボルト1・グラードン1・イベルタル1・ドンファン1・ランドロスクロバット1が入賞。数が目立つのはガマゲロゲ系と格闘系(ドンファンとランドロスクロバット)。これらに対して今回使用したデッキは不利なので、これらの使用者が多かったなら、デッキ選択を誤っていたかもしれない。
〜もくじ〜
・デッキの使用理由
・デッキリストと説明
・対戦レポート
・結論
【デッキの使用理由】
大阪大会を除くレックウザメガバトル4大会のAB両リーグの入賞デッキタイプを集計した(画像上段中段のグラフ参照)。AリーグとBリーグで偏りがあるが、入賞数の多いデッキは、ライチュウ系・ガマゲロゲ系・ライボルト・グラードン・イベルタル・白Mレックウザ系。
この中で、ガマゲロゲ系は”ほぼ確実に負ける”グラードンが環境に存在するのでリスクの高い選択。一方、グラードンは不利な相手がドンファン・ビリジオンゲノセクト・ギギギアル・アギルダーオーロットなど、環境に多く存在しないデッキなので安定したマッチアップが期待できるため最もリスクが低い。次点でリスクが低いのはライチュウリーフィア。ライチュウでは厳しいガマゲロゲやアーケオスに対して、特性「エナジーしんか」から進化できるリーフィアという有効札があり、それはグラードンに対しても有効。しかしグラードンが苦手とするドンファン・アギルダーオーロット(ビリジオンEXが入っていれば話は別だが)に加えて、ライボルト・ランドロスクロバット・ギルガルドEXに苦戦するかもしれない。ライボルトは入賞数の多いデッキの大半に有利だが、グラードンを相手にすると厳しい。他のプレイヤーが上記のように考えてグラードンやライチュウリーフィアを使用するなら、アギルダーオーロットはデッキ自体の安定性が低すぎるので使用できないが、ドンファンは使用候補になる。しかしガマゲロゲ系は確実に一定数存在するので使いにくい。
実際は、資産の都合上グラードンは使用できなかったので、ライチュウクロバットランドロスを使用した。入賞数の多いデッキを相手にしたとき、ライチュウ系には有利で、不利な相手はガマゲロゲ系・ライボルト・ドンファン。不利な相手に対しても、ガマゲロゲ系には初手でハチマキかバングル付きピカチュウを複数準備することで、ライボルトにはダストダスを処理することで、ドンファンにはクロバットシェイミAZ主体で戦うことで、ある程度粘ることができる。ガマゲロゲとドンファンはリスクの高い選択だし、ライボルトはグラードンとのマッチアップを考えると使いにくいから使用者は多くないと判断して、使用者が多いままであろうライチュウ系に有利なこのデッキを使用した。
【デッキリストと説明】
「ライチュウクロバットランドロス」 BW1-XY6
4 ピカチュウ(ほっぺすりすり)
4 ライチュウ(エレキサークル)
4 ズバット(フリーフライト)
3 ゴルバット(こっそりかみつく)
2 クロバット(とつぜんかみつく)
3 シェイミEX(セットアップ)
1 ジラーチEX
1 ランドロスEX
(ポケモン 22)
4 スカイフィールド
4 ハイパーボール
2 レベルボール
1 ポケモン通信
2 ちからのハチマキ
1 シルバーバングル
1 せいなるはい
1 ポケモン回収サイクロン〈ACE〉
(グッズ等 16)
4 プラターヌ博士
2 アクロマ
2 フラダリ
1 N
1 AZ
1 フラダリの奥の手
3 バトルサーチャー
(サポート等 14)
4 基本闘エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
(エネルギー 8)
コンセプトは、クロバットラインでダメージを乗せながらライチュウのエレキサークルで攻撃すること。スカイフィールドを置いてベンチに8体並べて、ハチマキ込みで180ダメージ(バングルなら190)。これにクロバットラインの特性効果を加えながら相手の(メガシンカ)EXポケモンを一撃で倒す。もし一撃で倒せなくても、回復されなければ後々クロバットラインで倒せる。また、ランドロスとクロバットラインの組み合わせでベンチに50、60ダメージを与えるランドロスクロバットの動き、シェイミのスカイリターンでクロバットをバトル場に出して次のターンAZで回収し、シェイミでドローしていく動きと様々な戦い方ができる。
各カードの説明。
1 ランドロスEX
雷抵抗を持つので、通常のライチュウの攻撃は1回耐える。これで2枚サイドを取れば、サイド的に得はしていないが、失うエネルギーが基本闘エネルギー1枚と少ない上、ダブル無色エネルギーを温存できる。
4 ハイパーボール
シェイミと組み合わせると手札を減らしながらドローできるので相性の良いカード。
1 ポケモン通信
ポケモンのカードが多いので腐りにくく、プラターヌで進化カードをトラッシュする前に山札に戻す使い方が可能。
1 せいなるはい
ハイパーボールとシェイミで手札をトラッシュしながら展開していくため、進化カードを山札に戻すカードが奥の手以外にもあると、使うサポートの制限を受けにくくなる。
1 ポケモン回収サイクロン〈ACE〉、1 AZ
主にシェイミ、クロバットを回収し、ドローやダメージに繋げる柔軟性のあるカード。
4 基本闘エネルギー
多すぎて手札で腐る場面が多い。しかしデッキとしてガマゲロゲ系への耐性が低めなので、多めに採用。
サイドボードの紹介。
ガマゲロゲEX
不利なドンファン相手に有効なカードだが、1枚ではグッズロックを長く継続できないので効果は高くないと判断。
タマタマ(ぞうしょく)
スカイフィールドを割られたあとに展開できるが、せいなるはいを採用しているため、ベンチの頭数が足りない問題は起きにくいため優先度は低い。
みがわりロボ
採用しているデッキリストも見たが活用の仕方が不明だった。
しんかソーダ、ミツル
役に立つのは、ほぼ厳しいタイミングでアーケオスを立てられた場面だけであり、それ以外では役に立ちにくい。
【大会レポート】
権利は持っていなかったのでラストチャレンジから参加。
ファーストステージ
vsライチュウクロバット⚪︎
序盤相手の方が展開が良くサイドを先行されるが、Nを使ってから相手がサポート事故を起こしている間にランドロスで攻撃し続け、相手が投了。
vsシンボラー⚪︎
相手のベンチが並ばず先2のエレキサークルで終了。
セカンドステージ
vs白Mレックウザチルタリスライチュウ×
初手で進化カードを多く引いてしまいNを使ったために展開が悪く、チルタリスも出ていたのでMレックウザを一撃で倒せない。終盤、残りサイド5:2でNを使うがパソコン通信からフラダリを使用されてベンチのEXを倒された。
ファーストステージ
vsサザンドラダークライ×
中盤まで有利に進めるがアクロマのドロー数を誤り、山札切れ。
vs白Mレックウザチルタリス×
序盤の展開が悪く、ピカチュウやズバットがあまり並べられない。その間にライチュウを倒され続け、アタッカー切れで投了。
【結論】
予選敗退。ライチュウ戦では、ランドロス採用によるライチュウ対策のデッキコンセプトが機能した。一方、白Mレックウザには有利と考えていたが、序盤に十分に展開できずに負けるゲームが2回。展開が遅れて一撃で白Mレックウザを倒せない間にフラダリやキャッチャーでサイドを取りきられたり、アタッカー切れにされたりした。サイドイベントでは8戦して全て十分に展開できて勝てたので一概には言えないが、もし序盤の展開力が不足しているなら、せいなるはいと基本エネルギーを抜いて、シェイミと、ボール系かメタモンを増量する。白Mレックウザに対してはチルタリスを倒すプランもあるがそれが有効なのかは不明。
大阪大会の結果としては、AB両リーグでガマゲロゲ系3・ライボルト1・グラードン1・イベルタル1・ドンファン1・ランドロスクロバット1が入賞。数が目立つのはガマゲロゲ系と格闘系(ドンファンとランドロスクロバット)。これらに対して今回使用したデッキは不利なので、これらの使用者が多かったなら、デッキ選択を誤っていたかもしれない。